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2006−7・No.315
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●巻頭言 「絶対写感」  同人  関口 重夫

 テーマに掲げた「絶対写感」、はてそんな言葉があったかなと思われるでしょう。当然です。これは私が今回、巻頭言を書くに当たって勝手につけた造語ですから。

 ここで言う「絶対写感」とは写真撮影に当たって、被写体を見、又はファインダーを覗いてさあ写そうかと思ったその時点で、対象とする風物が即座に印画の状態になった結果を想定する能力を云うことにします。これは丁度音楽用語で、全ゆる音を聞いた瞬間に音符に直せる能力の「絶対音感」に模して勝手につけた言葉です。

 我々写真仲間でも、すばらしい被写体を見つけ良く撮れたつもりでも、最後は伸ばしてみないと分からない。又は結果は予想外であった、或いは取り敢えず数多く撮ってその中から選ぶ等々、よく聞く言葉です。何れにせよ、色々な条件のもとで写す訳ですから結果は分かりにくいものです。しかしもし「絶対写感」が備わっていれば、写す前から結果が予想できる訳で、百発百中、狙い通りの写真が撮れる筈です。

 プロの写真家は失敗が許されない為、自ずと結果を想定して撮っていることでしょう。当会会員の中でも自信をもって良否を予想して写している方も多いと思われます。私は未熟の致す所で「絶対写感」とは縁が遠く、こんな筈ではなかったと後悔が多いのが現状です。そこで何とか「絶対写感」を少しでも持ちたいと、被写体の状況と完成印画との間に影響する要因を考えてみました。

 先ず大事なことは、目とカメラとの構造の差です。球体構造の目(網膜)と平面の受像体で構成されるカメラとの根本的な違いが、夫々の捕らえる画像を変えています。しかしその違いはどうしようもないことで、ここでは追求を避け、我々がコントロール可能と思われる要因を挙げることにします。

 第1は被写体に当たっている光の特性です。強弱、コントラストは勿論、光の色即ち色温度も結果に大きく作用します。目では或る程度自動補正されていますが、忠実に再現する写真ではそのまま結果に現れます。第2は使用フィルム。ポジ、ネガに拘わらず、発色、彩度、コントラスト、粒状、ラチチュード等、最終結果となる印画紙とその処理方法を含め、之等感光材料の選択により結果に差がでます。第3には当然、カメラとレンズ。使用フィルムサイズ、露出、ピントは勿論、レンズでは焦点距離、絞りの形状、収差、コーティング、発色傾向、ボケ具合等大きな要因です。

 以上の撮影機材の外に、撮影条件によっても大きく影響されます。即ち使用レンズと露出条件、レンズの向きにより異なるパースペクティブやピントの合わせ位置、被写界深度、フィルターの使用等、撮影時の選択条件により結果は大きく影響されると思われます。

 以上思いつくままに「絶対写感」を得るための諸要因を列挙しましたが、全てをマスターすることは容易ではありません。実際にはこんなことは意識しなくても、経験や機材の進歩で結構よく写るものです。あまりあれこれ考えずどんどん撮って予想と結果を見比べ、次の機材の選択や撮影に生かしてゆくことが実際的と思います。しかし期待に反した場合、より作画意図に沿った作品を作りたい場合等の検討の参考になればと思います。更に日頃より判断力を養って即座に対応できれば作画効率の向上に繋がることになると思います。

●第61回定時総会 (平成18年4月8日)

 1.平成17年度事業報告、決算報告

 2.平成18年度事業計画 、収支予算案

   等々

●祝同人・同友誕生 (平成18年4月8日)

 同人 楽得永男(和歌山)

 同人 遠藤侑快(東京)

 同友 葛西康隆(東京)

 同友 丸山研造(東京)

 同友 山口 浩(東京)

 同友 佐藤繁納(神奈川)

 同友 中村雅子(神奈川)

●2006−4月例会

 ◎「本部撮影会」入選作品(小田原、大雄山線沿線:出品数101点 投票数6票)

 「城門」       24票(内同人票11)丸山研造

 「窓辺の明かり」   23票(内同人票12)金子庸子

 「影絵」       10票(内同人票5) 遠藤侑快

 ◎「自由」入選作品 (出品数158点 投票数8票)

 「雪化粧」      15票(内同人票9) 小林輝雄

 「朝の海岸」     13票(内同人票8) 山本彬夫

 「湿原の朝」     12票(内同人票5) 遠藤侑快

●2006−5月例会

 ◎「本部撮影会」入選作品(千代田区全域:出品数103点 投票数6票)

 「冷たーい」     20票(内同人票9) 渡辺利正

 「夕暮れ」       14票(内同人票6) 赤堀良明

 「朝の日差し」    12票(内同人票6) 藤元淳子

 「ライトアップ」   12票(内同人票6) 依田健三

 ◎「自由」入選作品 (出品数147点 投票数7票)

 「夕景」       17票(内同人票7) 星島孝雄

 「窓拭き」       14票(内同人票3) 加藤泰夫

 「雪林」        13票(内同人票6) 山下信行

 「或るポーズ」     13票(内同人票7) 佐藤 博

●2006−6月例会

 ◎「本部撮影会」入選作品(丹沢、大山:出品数72点 投票数5票)

 「朝霧の中へ」     14票(内同人票6) 野地秀夫

 「霧景」       13票(内同人票8) 葛西康隆

 「青葉」       12票(内同人票6) 成田静子

 「銑路」       12票(内同人票5) 赤堀良明

 「霧林」       12票(内同人票7) 葛西康隆

 ◎「自由」入選作品 (出品数142点 投票数8票)

 「朝焼け」      23票(内同人票9) 中島 一

 「涼」        17票(内同人票9) 山本彬夫

 「夕照の干潟」    14票(内同人票4) 住吉英一

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