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日本写真会 会報ダイジェスト 
2008−1・No.321
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●巻頭言 「全員参加の会活動で、大いに写真を楽しみましょう」  同人  荒井 明

 明けましておめでとうございます。

 新しい年のスタートに当たり、日本写真会は現在どのように運営され、会活動が維持されているかについて、日頃感じていることを説明させていただき、多くの会員の自発的な支援と貢献によって現在の会活動が維持されている事実をご理解いただければと思い、誌面をお借りしました。

 1924年(大正13年)、福原信三先生によって設立された日本写真会は歴代会長の強いリーダーシップと卓越した写真技術に加え、多くの先達のご指導とご尽力により、80数年を経た今日まで受け継がれています。この間、第二次世界大戦による解散の不幸な時期がありましたが、終戦早々に再建され、現在は株式会社資生堂、福原興業株式会社をはじめ、富士フィルム株式会社、コニカミノルタ株式会社等のご支援により、恵まれた環境の中で、写真技術の向上と会員相互の親睦を目標に活動を行っています。東京銀座に事務所を置き、本部においては毎月撮影会や例会を開催、加えて、会報の発行や年度展、同人同友展、夏季大会、忘年会等々、多くの行事を開催しています。また、各支部においても、支部長、支部同人をはじめ、多くの会員の協力により、年度展や同人同友展の地方再展、支部展覧会、例会、撮影会等を定期的に開催し、写真活動を行っております。

 

 福原信三先生の遺産とも言うべき日本写真会を発展的に継続し、会員各位が楽しめる写真活動を維持していくために、当会では、現在、多くの会員の方々のご協力をいただいています。寸暇を惜しんで日々献身的な支援をいていただいている仲間の力によって会活動が維持されていると言えます。デジタル写真の急速な普及に伴い、当会でも年度展や例会等にデジタル機能を駆使した作品が多くなってきました。75歳を超えて、最新型のデジタル一眼を買い、高機能のプリンターやパソコンを購入し、週末にパソコンスクールへ通っているベテラン同人がおられます。デジタル写真の機能や特性を理解し、技術を習得することは、会員から出品されるデジタル作品を公平に評価する立場にある同人として、然るべき姿勢であるとの責任感から、多忙な時間を割いて努力を続けられています。本部例会は重要な会の行事ですが、出来るだけ多くの会員が例会に参加し、作品を発表し、会活動を楽しんでいただくために、裏方として会活動をサポートいただく多くの会員がおられます。支部や地方会員から送られてくる作品を荷解きし、整理して、例会当日会場に展示し、同人講評を添え、梱包して支部へ返送する作業を毎月繰り返し担当していただいている同人がおられます。例会でみなさんが退席された後、作品をとりまとめ、本部事務所へ運び、一人事務所を閉めて、最後に帰宅される同人がおられます。ご存じの通り、例会場では多くの同人、同友や会員が常任委員として、作品の受付、整理、展示、集計等々、自ら作品を観る機会を犠牲にして、会務に専念しておられます。同人同友展で前回展示された作品を引き取りに来ない出品者たちのため、多くのパネル貼りの返却作品を地下鉄で事務所に持ち帰ってくれる同人がおられます。

 会報は日本写真会の歴史の記録であり、また、会員相互のコミュニケーションの重要なメディアです。会報の内容を計画し、原稿を依頼し、印刷、校正に印刷所へ通い、会員へ配布するため、連日事務所へ来られる同人がおられます。現職中で多忙な中、例会で選ばれた作品を一日でも早く、会員に報告するため、例会終了後、入賞作品を自宅に持ち帰り、ホームページを刷新して、配信してくれる同人がおられます。当会の歴史的資料や福原信三先生はじめ、多くの先達や同人作品を整理し、資生堂企業資料館に保存、管理する作業を永年担当されている同人がおられます。出版社や主要な写真団体等と強いパイプを持ち、機会あるごとに当会の情報を写真界へ発信してくれる同友がおらます。高齢にもかかわらず、毎週事務所に出向き、終日パソコンに向かい、会員の記録、成績等々を整理して、会運営の資料を作成される顧問がおられます。当会の主要行事である年度展、同人同友展、夏季大会、忘年会等々は、それぞれ舞台裏で頑張っておられる多くの同人、同友、会員の協力のうえに成り立っています。彼らの存在なくしては、その成功はありません。週日、本部事務所へ出向き、当番委員として、財務、総務、会則管理、会員増強対策、支部連絡や、いろいろな行事の計画、実施等の会務を担当しておられる多くの同人、同友、会員がおられます。

 日本写真会は昨年80回展覧会を記念して、特別展を開催しました。会員作品の年度展に加え、大銀座展、「福原信和、路草と仲間たち」展を開催し、新しい日本写真会のメッセージを外部へ発信し、おおきな反響を呼びました。これらの成功は各展覧会を計画、実施された委員長のリーダーシップと多面的なサポートを惜しまなかったチームメンバーの献身的な支援があったからこその成果です。

歴史的な写真愛好家が、会員の高齢化や環境の変化により、衰退していく様子を目の当たりに見ています。当会においても、会員の高齢化は決して例外ではありません。長い伝統と恵まれた環境にあるこの会を将来に継承していくことは、われわれ会員の義務であり、責任だと考えています。会員一人ひとりが、可能な範囲で会運営や活動の一端を担っていただくことにより、会が更に活性化され、会員が日本写真会の写真活動をもっと楽しむことに繋がると信じています。写真には撮る楽しみ、作品を見る楽しみ、作品を見せる楽しみがあるといわれますが、もっと多くの会員が事務所を訪ねていただき、同人や同友、会員を問わず、同じ会に籍を置く仲間として楽しい会話を交えていただきたいと願っています。デジタル派を非難するクラシック派の意見を聞くのも楽しいものです。自分の作画を持って気軽に事務所を訪ねてください。事務所にいる会員たちと、作品や機材、感材についてきめ細かい意見を交換することができます。撮影地に情報や展覧会情報を入手する機会にもなります。

 伝統は受け継ぐことと、新しいものを加えることだと言われます。時代の変化により、写風や撮影方法など、写真環境が変化していきます。日本写真会としても、会員の総意を反映した、時代のニーズに合った新しい制度や運営方法の導入を検討することも必要でしょう。当会は集団同人指導体制と言われています。同人は作画能力に優れ、指導力に富み、日本写真会の文化や制度に精通しています。永年に亘って培われてきた技術や知識が体力の減退によって会活動に反映されなくなることは、会の損失であり、残念なことです。作品の審査、投票、講評などに参加し、引き続き、会員指導にあたる新しい顧問の新設などを検討する一方、可能性の高い、活動的な新しいタイプの同人、同友の起用により、幅の広い写風の探求や新しい写真技術の習得など、その時代時代に対応できる体制作りが求められる時も近いと思っています。

 会員一人ひとりが会務の一旦に関与することは、会活動の内容をもっと知ることになり、会員相互のコミュニケーションをもっと深めることにもなります。そして、歴史と伝統に恵まれた我々の日本写真会を継続的に発展させ、次の世代へ継承していく原動力につながるものと信じています。

 

 

2007−10月例会

◎「第75回夏季大会」入選作品(大町温泉:出品数155点 投票数9票)

  会長賞   「いくとせ」    33票(内同人票16)福原有一

  入選1席  「朝の川」     18票(内同人票8) 竹内克友

  入選2席  「山葵田の造型」  17票(内同人票4) 今井保俊

  入選3席  「三本杉」     13票(内同人票5) 神原武昌

●第28回同人・同友展開催

  ・会期:平成19年11月13日〜21日

  ・会場:新宿コニカミノルタプラザ ギャラリーA

  ・同人・顧問24名、同友32名、合計56名の出品。

 コニカミノルタプラザ賞受賞者:

  「惜春」        同人 徳永 弘

  「寂」         同人 山本彬夫

  「夏の日」       同友 成田静子

  「月照」        同友 山田重夫

2007−11月例会

 ◎「本部撮影会」入選作品(葛西臨海公園:出品数56、投票数3票)

  「夕暮れの葛西」  15票(内同人票4)     近藤有代

  「臨海暮色」    12票(内同人票7)     岩井滋行

  「夕暮れ」     11票(内同人票6)     三石美枝子

 ◎「自由」入選作品 (出品数116点 投票数6票)

  「躍動」      28票(内同人13)     藤枝克義

  「晩秋に行く」   13票(内同人7)      岩井滋行

  「朝霧きらめく」   9票(内同人3)      佐藤 博

  「草原の朝」     9票(内同人4)      山下加代子

●「福原信義賞」と本部例会成績優秀者

 福原信義賞 岩井滋行

  1位   岩井滋行

  2位   依田健三

  3位   成田静子

  4位   山田重夫

  5位   星島孝雄

●2007−12月例会

 ◎「本部撮影会」入選作品(平林寺:出品数89、投票数6票)

  「波紋」      18票(内同人票5)     三ッ山幸夫

  「秋葉」      11票(内同人票6)     嘉義 修

  「ぬくもり」    11票(内同人票3)     篠崎史朗

 ◎「自由」入選作品 (出品数141点 投票数7票)

  「雨の日の三門」  11票(内同人5)      今井保俊

  「早苗」      11票(内同人5)      竹内克友

  「網の一休み」   10票(内同人6)      山崎菊枝

  「ひと休み」    10票(内同人3)      曽我 修

■「銀座TODAY展」開催

  2007年7月にフジフォトサロンで開催した「大銀座展」が大好評であったため、「銀座TODAY」として再展を行った。

  開催日時:平成20年2月5日〜12日  

  開催場所:銀座伊東屋本店9階ギャラリー

 

 
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