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日本写真会 会報ダイジェスト 
2008−8・No.323
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●巻頭言 「人材育成を」  同人  曽我 修

 久し振りに写真撮影のバスツアーに参加した。

 ある早朝のJR新宿駅西口、都庁へ通じる地下道。集合場所の都庁駐車場へ向け歩いていると、重そうなザックを背負い、腕に三脚をかかえ、足早に歩く姿があちこちに見られた。

平日のこともあって、現役を既に引退したと思われる人達である。集合場所へ着くとカメラマン達であふれんばかりであった。当日は行く目的地は異なるものの写真専門のツアーがいくつかあった。こうした光景が日々繰り返されており、あらためて写真撮影を趣味としている人達が多いことが再認識された。確かに名所旧跡等はどこへ行ってもカメラマンの人達が多く、満足に落ち着いて撮影できない昨今である。また、同様に写真愛好会いわゆる写真クラブの多いのも事実である。

 振り返って、わが日本写真会が設立された大正12年、当時の写真技術や一般の人達の写真への関心度はどうであったか。本会報の前進である「写真芸術」によれば科学の発達と共に写真は驚くべき進歩を遂げ、その活用される範囲は広く、実用はもとより娯楽にもなっていたようだ。しかし、当時写真を趣味としていた人達は極く限られていたと推測される。そうした時期にわが会が活発な活動をされていることが対象15年4月に創刊された会報から読みとれる。

参考までに当時のことを一部紹介させていただくと、撮影会に関し、

@ 撮影場所 目黒蒲田電鉄神奈川線元住吉、菊名の間、鉄道会社の好意により電車往路途中下車随意。

A 撮影会費 1円50銭(弁当、電車賃充当)

そして、参加者32名の名前が掲載され、翌月には当該作品の互選会が開かれている。

また、現在まで続く年度展に関し、東京市京橋区銀座伊とう松屋呉服店にて第2回が開催される旨、予告している。こうした事実を承知するにつけ、設立から80有余年、その間に築かれたいわば数々の無形の資産は次世代へ引き継がねばならない。

 現在の当会は、高齢化の波に勝てず、若干会員数の減少が見られる。しかし、すばらしい恵まれた環境のもとで日常活動が行われている。一部には会員のボランティア活動があるものの、世間一般の写真クラブとの違いを感じる。組織は極めてしっかりしており、財務内容も良く、加えて現在のところは人材にも恵まれている。特に、財務に関しては企業会計を導入しており、趣味の団体とは思えぬ現況にある。

 企業は生きものである、と言われているがわが会も企業同様生きものである。

 これからも末永く発展を続けていくために求められるのは、まさに人材の育成であり、今こそ、それが必要な時である。日本写真会の灯火をいつまでも燃やし続けるために、そして来るべき90回展、更に記念すべき100回展に向け人を育てることがわれわれに課せられた責務であろう。

●第81回展覧会開催

 ・会期:平成20年7月18日〜7月24日

 ・会場:富士フィルムフォトサロン(東京)

 ・出品者:104名(入選者77名+同人・顧問27名)

 ・入賞作品

  福原信三賞  「路地の午後」 本部  荒井 明

  福原路草賞  「薄氷のアート」本部  葛西康隆

  同友秀作   「舫い舟」   新発田 富樫千鶴

  会長賞・新人賞「躍動」    本部  藤枝克嘉

  特選     「つるし柿」  本部  三樹正明

  準特選    「春の息吹」  津山  小林泰子

  優選     「凍てつく埠頭」本部  岩井滋行

         「造形」    本部  奈蔵美智子

         「閑日」    本部  真崎好江

  奨励賞    「北の駅」   本部  鈴木紘一

         「雪雲到来」  日立  小林輝雄

         「地吹雪」   本部  三ッ山幸夫

●2008−4月例会

◎本部撮影会入選作品(皇居周辺:出品数83、投票数5票)

 「夕景の噴水」   19票(内同人票9)     佐藤繁納

 「人を待つ」    13票(内同人票5)     徳永 弘

 「しぶき」     12票(内同人票8)     赤堀良明

◎自由入選作品 (出品数133点 投票数7票)

 「海苔ひび場の朝」 14票(内同人8)      真中 誠

 「反映」      12票(内同人6)      塩澤 元

 「影模様」     11票(内同人4)      丸山研造

●2008−5月例会

◎本部撮影会入選作品(多摩森林科学園と周辺:出品数66、投票数4票)

 「空を突く」    11票(内同人票4)     佐藤 博

 「すれちがい」   10票(内同人票3)     長陽之輔

 「春の息吹」    10票(内同人票6)     岩井滋行

◎自由入選作品 (出品数118点 投票数5票)

 「2人が行く」   14票(内同人7)      佐藤 博

 「時の彫刻」    10票(内同人2)      早瀬壽雄

 「竹のオブジェ」   9票(内同人3)      丸山研造

 「山村暮色」     9票(内同人4)      小林輝雄

●2008−6月例会

◎本部撮影会入選作品(飯山市:出品数73、投票数5票)

 「清澄」      21票(内同人票6)     山本彬夫

 「霧湖新緑」    21票(内同人票10)    岩井滋行

 「幻影」      19票(内同人票7)     今井保俊

◎自由入選作品 (出品数129点 投票数7票)

 「春近し」     19票(内同人3)      藤枝克嘉

 「浜辺の芸術」   17票(内同人4)      田中洋一

 「2匹捕った」   12票(内同人1)      星島孝雄

 「水掛祭」      9票(内同人3)      山田重夫

 

 
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